喘息では気道炎症が起こります
喘息は気道炎症を起こす疾患です。気道炎症が存在すると、空気の通り道である気管支が収縮しやすくなり、長引く咳の原因となったり、さらに悪化すると喘息発作となり、息苦しさが悪化してしまうことがあります。ぜんそくの治療の前に気道炎症の評価をすることは非常に大事な点です。
ぜんそくと肺のクリニックでは気道炎症の評価ができます
荒川区日暮里のぜんそくと肺のクリニックではNIOX VERO(ナイオックス・ベロ)という機器を導入しており、呼気中の一酸化窒素の濃度を測定する事ができます。
一定の速度で息を吐いていただく事で簡便に測定ができます。
結果が出るまでわずか1分です。
呼気一酸化窒素測定の実演動画
ぜんそくと肺のクリニックの院長の井上英樹が実際に測定を行ってみました。Youtube動画をご覧ください。
気道炎症の基準
呼気一酸化窒素の基準値としては、35ppb以下を用いる事が多く、それ以上あると
「呼気一酸化窒素が高い=気道炎症が存在している」
という判断になります。
前述の通り、気道炎症が存在する代表的な疾患としては気管支喘息ですので、呼気一酸化窒素測定することで気管支喘息診断の補助に用いる事ができます。
重度のアレルギー性鼻炎がある方についても、呼気一酸化窒素が高い傾向がありますので、鼻炎症状の有無の確認も必要です。
長引く咳、痰、息苦しさでお困りの方がいらっしゃいましたら、日暮里駅徒歩3分の呼吸器内科クリニック【ぜんそくと肺のクリニック】までご相談ください。