ぜんそくというとみなさまはどういうイメージをお持ちでしょうか?
- 子供の病気
- 苦しそう
- 遺伝する
- 治らない、もしくは治る
などあると思います。
苦しさについては人それぞれ程度が異なっています。血液中の酸素が不足する呼吸不全に至るような重症な方から、普段は全く症状がない軽症の方まで、ひとことにぜんそくといっても病状についてはかなり幅があるのが実際のところです。
ぜんそくは空気の通り道である気管支が収縮する病気です。空気の通り道が狭くなることで肺の中に入る空気が少なくなりますので、息苦しさを感じます。また、気管支が狭窄することで、息を吸うときに「ゼーゼー」音がなります。笛が鳴るのと同じ原理です。この「ゼーゼー」は、専門用語で喘鳴(ぜんめい)といいますが、自分で自覚できる方もおられ、喘鳴がひどいと周囲の人も気付くことができます。そのような重症の方の数は少なく、大部分の人は軽症で済んでいることが多いです。
症状がひどい方はすでに病院に受診され、治療を受けていることが多いと思いますが、一方で問題なのは軽症で医療機関を受診されていない方です。ぜんそくでの咳や痰症状が比較的軽く我慢できてしまうため、お仕事やご家庭を優先して受診できないことも多いと思います。
でも、ぜんそくの症状である咳や痰、呼吸困難が残っていると普段の仕事の効率が下がり、生活の質も低下してしまいます。このような方にこそ医療機関を受診していただき、ぜんそくの症状を治して、毎日を健康な状態で過ごしていただきたいと思います。ぜんそくと肺のクリニックは呼吸器症状でお悩みの患者様が、健やかな日々を不安なくお過ごしいただけるよう、常に寄り添える存在でありたいとスタッフ一同考えて診療にあたっています。
ぜんそくと肺のクリニックでは、お忙しい皆様の受診の負担が少しでも減るように、WEB予約や問診、オンライン決済、またオンライン診療も導入しております。専門医による専門医療を維持しつつ、クリニックの利便性も合わせ持った当クリニックにお気軽に受診してください。